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失敗したMMORPGの再建に関する海外ゲームライターたちの意見

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「ファイナルファンタジーXIV」のような奇跡的な復活劇もあったが、ここ数年のMMORPGはどちらかというと失敗しているタイトルが多い。
今年で言えばElder Scrolls OnlineやWildstarなどが大成功することはなかったし、Star Wars: The Old RepublicやThe Secret World、ArcheAge、Blade & Soulといった大作ゲームも思ったよりもふるわなかった。

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海外のMMO情報サイトMassivelyは、「MMOの開発会社は自ら深みにはまって失敗に失敗を重ねている」とし、同サイトのゲームライターたちが、失敗したMMOの開発会社は決してその奈落から抜け出すことはできないのか?という命題について意見を述べているので紹介。


Anatoli Ingram:
復活できるかどうかは、開発会社が失敗したという事実を認めるまでにどのくらいの時間がかかっているのかによるだろうね。短期的に開発会社がプレイヤーの不満に対して緊急措置を取らないといけないという意味ではないんだけど、開発会社がゲームを崩壊させるほどの深刻な問題を解決しようと試行錯誤し、問題を乗り越えられた時にはいつも驚いてるよ。
プレイヤーの中には、企業から侮辱的な扱いを受けたと感じたら、ゲームの問題が解決されていってるかどうかということさえ気にならなくなる人もいる。生産的な態度だとは思えないけど、そんなこともあるんだ。



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Brianna Royce:
私はサービス終了のお知らせが出るまでは遅すぎるとは思えないけど、その後ですらまだ遅すぎるとは思わない。復活したMMOもある。(Asheron's Call 2)
問題は、時間の経過だけではMMOを大惨事から救えないということだ。中心部分の問題を軽視して、時間が経てばプレイヤーは忘れるだろうと期待して傍観するなんてことはできない。開発もそんなことはしないだろう。
開発会社は後悔しなければならない。自分たちが間違っていたことを認めて、慇懃な態度を示して、問題を直さないとならない。
馬鹿げてるけど、プレイヤーは本当は開発会社を許して再び友人になりたいと思ってるよ。特に、みすぼらしい負け犬を応援するかもしれないという意味ではね。
しかし、開発会社が自分たちから先にあやまちを認めなければ、プレイヤーたちが開発会社を応援することはないだろうね。New Game EnhancementsというStar Wars Galaxiesを台無しにしたものに何年も費やしたSOEに聞いてみなよ


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Eliot Lefebvre:
いや、MMOが落ちた穴は抜け出すことができないくらい深いよ。問題は開発会社に対策ができるほどの時間があるかどうかだろう。多くの人は失敗して復活した例としてスクウェア・エニックスとファイナルファンタジーXIVを挙げるんだろうけど、スクウェア・エニックスはゲームの権利を全て保有しているし、FF14を広範囲に渡って改善するために費やせる多額の資金もあった。解決できないほど難しい問題はないんだろうけど、たくさんの問題があまりに頑固なんだよ。

ゼニマックスは事態が急転するまではThe Elder Scrolls Onlineに惜しげも無く資金を投入してた。私はCarbine StudiosやTrion Worldsにも自由に使える同じようなお金があるとは思えなかった。これらのタイトルは持ち直せるかもしれないと思ったが、彼らにそれだけの資金とリソースがあるかどうかはわからない。


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Justin Olivetti:
正直、サービス開始時の酷い有り様からファイナルファンタジーXIVが立て直して、ブランドを回復し、今後も拡張パックが出るような人気のある月額制のMMOとして続いていくのなら、どんなことでも可能だと思うよ。
我々ゲーマーはすぐに怒るんだけど、ゲームが正しい状態に戻って、うまく行き始めると、過去のことを忘れがちでもあるんだ。

しかし、最もわかりやすい例として、Warhammer Onlineのようにあまりにも深いところまで落ちてしまったゲームもある。優れたコアゲームだったけど長期的な成功はできなかった。そして、深刻な問題を抱える頃には、ビジネスモデルを切り替えたり、ゲームを救えたかもしれない大規模なオーバーホールをするための会社のリソースも意志も足りなくなってた。
WarhammerのMOBAスピンオフでさえ、Warhammer Onlineを救えるほど十分ではないよ。


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Larry Everett:
お金があれば、という考えには同意できない。
Star Wars: The Old Republicは「スターウォーズ」という有力なIPがあったからできたんだ。ゲームに有力なIPがあれば、そういう風に復活できる可能性があると思う。
その法則に当てはまらないものがあるとすれば、プレイヤー全員から肯定的な意見を得られるようなストーリーやギミックがあるMMOくらいだろうね。
WildstarやArcheAgeが残念なのは、有力なIPもなければ他のMMOを超えるような優れたギミックもないということだ。
IPが弱いわけではなかったんだから、Wildstarはなにかできたんじゃないかと思う。でも、Wildstarというゲームはそれ以前には存在しなかったし、ArcheAgeは欧米では望み薄だと思ってたよ。

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Mike Foster:
復活できるかは完全に時間次第だろうね。長くて十分なロードマップの上ならば、ユーザーは開発会社がどんな間違いをしても許せるだろう。
転覆した船を元に戻して、魅力的なコンテンツを作って、意図したように運航できることを確実にすれば、人が戻ってくるはずだ。それには数年かかるかもしれないが、確実に戻ってくる。
問題はもちろん、開発会社がプレイヤーの離脱や、ゲームが方向転換をするということをプレイヤーに納得させるために結果として生じる損失をしのぎきれるかどうかによるということだろう。
最小の収益の中で年月をかけてゲームを再建し、実際に挑戦しようとする意志がある開発会社は数少ない。スクウェア・エニックスはファイナルファンタジーXIVのサービスを一度中断させて再開発をした。
我々の誰もがそのことに驚いたのには理由がある。ほとんどの開発会社だったら他の選択肢は何もなくてゲームを沈没させていただろうから。


引用元: Massively
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