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【雑記】3.11震災と、とあるオンラインゲーム企業の対応

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今日は3月11日ということで、当サイトが扱っているオンラインゲームというジャンルに絡めて記事を一本書かせていただこうかと思います。

2011年の3月末、日本が東日本大震災の余波というものを痛烈に感じているような時期でしたが、オンラインゲーム「RIFT」の運営であるTrion Worldsから「あなたのサブスクリプションに関して」というメールが届きました。

もしこの時期に「RIFT」をプレイしていた人は、そんなこともあったなあと思い出すかもしれません。

MMORPG「RIFT」は、2011年の2月に海外でオープンベータテストを実施し、3月1日から正式サービスを開始していましたが、日本でもオンラインゲーム好きな人たちからはそこそこの関心を集めており、筆者も当時このゲームを購入して遊んでいました。

Trionから送られてきたこのメールはいったい何かと思い読んでみると、どうやら日本で起こった震災へのお見舞いと、ゲームのプレイタイムを30日分無償で追加するという内容でした。もちろん文面は全て英語でした。
このメールとTrionの対応には驚愕しました。

当時、多くの国内のオンラインゲーム企業は節電などのためにゲームのサービスを一時的に停止し、その補償としてゲームタイムの延長やポイントなどの配布をしていました。

しかし、Trion Worldsの「RIFT」に関しては北米・ヨーロッパを中心としたグローバルサービスであり、日本語ローカライズもしていなければ、日本に向けたサービス提供はされていませんでしたし、当然ながらサーバーはアメリカやヨーロッパにあるので日本の震災の影響はほとんどありません。つまり補償という形ではなかったわけです。

日本がサービス対象地域ではなかったとはいえ、住んでいる国を入力する項目があるので、日本からプレイしている人をTrion Worldsは把握していたわけですが、それでも公式サイトで声明を出す程度でなく、日本のプレイヤーに見舞いのメールを送り、なおかつ震災の影響でゲームができなくてゲームタイムを無駄にしている人がいるかもしれないことも配慮して30日の追加をしてくれたことは驚きと同時に彼らの厚い温情を感じました。

それと同時に、メールの文中で「unprecedented event」(前代未聞の出来事)という表現がされており、いかに3.11の震災が海外にも衝撃を与えたかを実感しました。

こういったことが業界で普通に行われているのかどうかはわからないのですが、今考えてみても際立った対応だったように思えます。

▼その時送られてきたメール

riftyoursub_311.jpg


もちろん国内外の多くの企業や団体から義援金の寄付が行われたことも忘れてはなりません。ゲーム業界も例外ではありません。

Blizzard EntertainmentはWorld of Warcraftの課金ショップでチャリティアイテムを販売し、その収益金の190万ドル(当時のレートでは1億5000万円超?)が寄付されました。
Cenarion Hatchling Raises More Than $1.9 Million for Japan Earthquake Relief

また、最近名前が変わってしまったSony Online Entertainmentは、日本への救済の印として「桜の木」のインゲームアイテムが販売され、1つにつき10ドルが寄付されました。
SOE rewards players for aiding Japan's relief effort

人気に火がついていたLeague of Legendsでも、スキンアイテムの収益が寄付されるなどの支援が行われました。
http://forums.na.leagueoflegends.com/board/showthread.php?t=633653

3.11の被災地に対してこういった海外のゲーム会社とそれに賛同したプレイヤーたちからの支援というのはなかなか気付きにくいですが、日本に対する支援があったことは心に留めておこうと思います。
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